企業分析

マニー(7730)買い増し 医療機器メーカーマニーとは?

マニー(7730)とは?

みなさまマニーという会社ご存知でしょうか?

マニーとは東京証券取引所プライム市場に上場する
医療機器メーカーです。
1959年に創業し、60年以上の歴史を持つ老舗企業です。

今回は配当利回りが2%付近に近づいてきたため、
少額買い増しました。
過去の傾向から配当利回りが2%に近づいてきたときが、
買い場だったことが多いためです。

3%を超えることは滅多にないですが、
そんな時がこれば嬉しいですね。ぜひ買い増ししていきたい!

以下同社の紹介になります。

主な事業

同社の事業は大きく3つに分けられます。

どの事業も世界トップシェアクラスの事業を展開しています。
同社の有名な製品に『眼科ナイフ』というものがあります。
世界シェアの30%ほどを有しており、
ニッチな領域に特化して事業を展開されています。

眼科ナイフとは

眼科用ナイフとは、眼科手術の際に細かく、深く、正確に切断するために
用意された鋭い刃物で、手術のフットプリントを小さくするのに役立ちます。

独自の合金で作られており、公差が小さく製品精度が高いことが伺えます。

クレセント、スリット、スタブ、ストレート、MVRなど、
さまざまなタイプのデザインがあります。

白内障手術、角膜手術、緑内障手術など、さまざまな眼科手術で使用されます。

サージカル製品

皮膚縫合器や眼科ナイフなど、手術で使用される医療機器

アイレス針関連製品

手術縫合針や縫合糸の材料

デンタル関連製品

歯科用根管治療機器や歯科用回転切削機器

出典:2024年年8月期 第1四半期 決算説明資料

同社の強みと競争力

高い技術力と品質

長年にわたる研究開発よって培ってきた
高い技術力と品質管理体制によって、
高品質な医療機器を製造しています。

グローバル展開

欧米やアジアなど世界各国に販売拠点を設け、
グローバルに事業展開しています。

”世界一の品質を世界のすみずみへ”と謳っています。

安定した収益

医療機器という安定需要のある分野で事業を展開しているtため、
業績は比較的安定してます。

出典:2024年年8月期 第1四半期 決算説明資料

成長戦略

同社は以下の成長戦略を掲げています。

出典:2024年年8月期 第1四半期 決算説明資料

No.2の『世界一の品質以外は目指さない
カッコ良すぎます!
自分たちがどこに向かうべきなのか、
そして何に注力していけばいいのか理解して、
実行されています。選択と集中ですね。

将来展望

今後も医療機器市場の成長とともに、
業績の拡大を目指しています。

出典:2024年年8月期 第1四半期 決算説明資料

コロナ禍でも営業利益率30%前後と
不況でも変わりない強いビジネスモデルです。
強い参入障壁を築いていますね。

これからの時代世界人口の増加・高齢化に伴い
白内障や緑内障になる患者さんが増えると予想されます。
私も将来同社の製品にお世話になるときが
くるかもしれませんね。

また、新興国での成長や、
新製品・新技術の開発が期待されています。

EPSも営業CFマージンも概ね右肩上がりで推移しています。
キャッシュ創出力(EPS)が年々上昇しています。

出典:IR BANK

まとめ

同社は長期的な視点で成長を目指す投資家にとって
魅力的な企業です。

今後世界の人口増加+高齢化に伴い
確実に眼科患者は増加していくにつれ、
需要が高まっていくのではないでしょうか。
売上高は概ね右肩あがりで推移しております。

出典:IR BANK

また、同社は無借金経営を継続されており、
財務状況は非常に健全といえます。

出典:IR BANK

自己資本比率は90%ほどと、もはや鉄壁。
自己資本比率は40%を超えていれば問題ないレベルなのですが、
同社は凄まじいことになっています。

安定した収益と成長性に加え、高い技術力と
グローバル展開という強みを持つマニーは、
今後も医療機器市場で存在感を増していくが
期待されます。

さらに株主優待も存在し、
300株を1年以上保有すると、
3000円分のQUOカードがもらえます

8月末が権利日なので留意しておきたいところですね。

私の所有株数はまだまだ300株には程遠いです。
ですが、株価が落ちて配当利回りが2%に近づけば、
継続的に買い増しを行っていきます。
今のところですが、
8月末までに300株まで買い付けを行っていきたいと
思っています。

参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。