最近、500円玉貯金に関するニュースを見ました。
何やら500円玉貯金で100万円貯めた人がいたみたいです。
それ自体は驚くべきことです。
100万円 ÷ 500円 = 2000枚
2000枚もの500円玉を集めたことになります。
若干狂気じみています。
純粋に重すぎて床抜けないのか心配になります笑。
私も過去に社会人になった18歳から、23歳ぐらいまで500円玉貯金しておりました。
10万円貯まる貯金箱を100均で購入しました。
貯め切るまで開けることができない缶のタイプの貯金箱いっぱいに貯めたことがあります。
純粋に10万円の貯金箱にお金を貯めたら、
本当に10万円になるのかという興味もありました。
最終的に13万円ほどになったと思います。
みなさまも一度は500円玉貯金経験したことがあるのではないでしょうか?
ちょっとでも、将来のために少しでも貯金しようという
心がけはとても大事だと私も思います。
ですが、実際に私自身やってみて分かったのですが、
500円玉貯金はよくないのではないかと思いました。
今回はその理由についてご紹介させていただきます。
貯金箱での貯金は小学生まで
冒頭でもお話ししましたが、私は社会人から500円玉貯金を始めた人間です。
ときには毎日、最低でも月に1枚はチャリンチャリンとやっておりました。
中身が見れないタイプの貯金箱だったので、
中にいくら入っているのかわかりません。
だんだん重くなっていく貯金箱に
ワクワクしていたのを覚えています。
小学生であれば、お金の管理能力が乏しいと思われるます。
毎月余ったお小遣いを貯金箱に入れておくことで、
無駄遣いを抑制することができるはずです。
自制心を効かせる意味でも良いと思うのです。
ですが、大人になっていくらあるのかわからない貯金を持つのは、どうなのでしょう。
社会人になれば、大きなお金を動かす機会も増えることでしょう。
というか確実に増えます。
それなのに、いくら貯まっているのか把握できていない不明瞭なお金があると
家計管理ができなくなってしまいます。
350mlのコカコーラほどの大きさの缶でも、
10万円貯めることができてしまいます。
ものによってはもっと貯めることもできるでしょう。
ニュースサイトで見た方のように100万円も夢ではないと思います。
不明瞭なお金がいたずらに増えていくのは
家計管理をする上でいかがなものかと思ってしまいました。
大人になったら自分のお金は把握しておく
どこにいくら自分のお金があるかわからない状態では
家計管理はいつまで経っても上手になれません。
毎月どれぐらいの収入があって、
何にいくら使ったのか、しっかり把握しなくてはいけません。
でないと、本当の収支というのは把握できませんよね?
ですので、貯金箱での貯金は大人になってからはお勧めしません。
最初は難しいかもしれませんが、
月末に自分の手元にお金が残る状態を継続していかないと
いつまで経っても資産を築くことはできません。
使うために両替するとお金がかかる
私、500円玉貯金でやっとの思いで貯めたお金を
使うために銀行口座に入金しようと銀行に向かいました。
ですが、そこで両替には手数料がかかることを知りました。
絶望です。
ご参考までに三菱UFJで円貨両替をした際にかかる手数料です。
13万円貯めたので、三菱UFJで円貨両替をした際にかかる手数料は
13万円 ÷ 500円 = 260枚
となり、11枚〜500枚までの手数料は770円となります。
必死に貯めたお金を両替で失う。
なんのためにやっているのかわかりません笑。
私の好きなラーメン1杯食べられそうな金額です。
100円であっても貯金箱を買うのは無駄
また、500円玉貯金を始めるにあたり、
100円とはいえ専用の貯金箱を用意するのは無駄だと気付かされました。
別にその缶でなければ貯められないわけではありません。
ペットボトルでも、空き瓶でも構わないわけですから、
もしやるとしても今あるものを有効活用してやった方がいいです。
おそらく何かしら身近に転がっているはずです。
ミニマリストの人であればわかりませんが・・・。
100点である専用貯金箱を目指す必要は全くありません。
80点の空き瓶でも、
60点の2リットルのペットボトルを加工して作ったものでも良いのです。
完璧を目指すのをやめ、今あるものを有効的に使っていきましょう!
私は今であれば、そういった不要なものや代用できそうなものに
お金を使うことは100円であってもありません。
こういった小さなお金を軽視していては、
大きな資産は築けないということです!
まとめ
日本は現金を使っている人がまだ多いと思います。
まだ500円玉貯金している方も多いのではないでしょうか?
ですが、このような貯金をしている限り家計管理が上手になることは
ないと考えています。
お金があることを分かった上で、使わないようにすれば、
家計管理は上手になれます。
貯蓄額が不明瞭な貯金箱ではなく、明瞭な銀行口座で管理し、
上手にやりくりして貯めていきましょう!
昨今のインフレでは現金の価値が目減りしていくので、
現金で持つより、投資へ回していくことも検討されてはいかがかと思います。
また、使うときは現金ではなく、
クレジットカードで支払うことでポイント還元を受けることができますので、
積極的にクレジットカードを利用していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。