価値観・哲学・ライフスタイル

忙しさから離れて、静けさの中で感じた“自由”

ふらっと、石水寺へ

先日、熊本へ出張に行ってきました。
出張先でぽっかり時間が空いたので、
せっかくだし、ちょっとどこか寄ってみようかなと思い立って検索。

その中でレビューの評価が高かったお寺、石水寺を見つけました。
ふらっと足をのばしてみることに。

    

風鈴の音色が心地いい

境内に入ると、色とりどりの短冊が風に揺れていて、
ガラスの風鈴が「カラン…」と控えめに鳴っていました。

短冊には、それぞれの願いごとが書かれていて。
「家族の健康」「推しが幸せでありますように」など、
読んでいるだけで、なんだか心があたたかくなる。

「最強になれますように」なんていうのもあって、思わずクスッと笑ってしまいました。

シャボン玉が、空にとけていく

風鈴の音を聴いていると、
突然ふわっと、無数のシャボン玉が空に舞いはじめて。

お寺の管理人さんが、シャボン玉の機械を動かしてくれたようでした。

太陽の光を受けて七色にきらめきながら、
空と木々と風鈴のあいだを、静かに漂っていく姿がとてもきれいで、
しばらくの間、見とれてしまいました。

まるで時間が止まったみたいで、
胸の奥がスーッとほどけていくような、そんな感覚でした。

最後に

最近、「FIREしたら何したいんだろう?」ってよく考えるんです。
海外旅行も憧れるけれど、こうして静かな場所を歩いて、
空を見上げたり、風の音を聴いたり、ただそこに身を置く時間。

もしかしたら、そんな日常こそが一番の贅沢なのかもしれません。

今日みたいな時間がFIRE後に待っているなら、
それだけで少し安心できる気がしました。

見知らぬ場所にたどり着いたような一日だったけれど、
静かで、優しくて、ちょっとだけ心が整いました。

出張先でできた小さな空き時間に、たまたま見つけた場所。
だけどきっと、またこういうところにふらっと行きたくなる。

最後に、風鈴に書かれていたみんなの願いが、
ひとつでも多く届くといいなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。