企業分析

ディップ【2379】株主優待&企業分析|含み損でも買い増したい本当の理由

株主優待が届きました!

ディップ(2379)から株主優待(500円分のQUOカード)が届きました。

私は現在 160株 を保有しています。
取得単価は 2,400円 なので、いまの株価から見るとおよそ 10%ほどの含み損 になっています。ただ、不思議とそれほど落ち込んではいません。
むしろ「買い増すチャンスかもしれない」と前向きに感じています。

ディップの株主優待は オリジナルQUOカード です。
今回初めてもらいましたが、デザインが大谷翔平選手なのいいですね。
第一印象から「素敵だな…」とテンションが上がりました。

優待内容はシンプルで保有数に応じて金額が変わります。
・100株以上:500円分
・500株以上:1,000円分
(権利確定は 2月/8月 の年2回)

私はまだ160株ですが、
次の目標は200株。最終的には500株を目指しています。

QUOカード1,000円分は金額としては大きくないかもしれませんが、
「500株もち」という状態に到達すること自体に意味があると感じています。
ひとつの到達点というか、小さな勲章みたいなものですね。

今の株価2100円前後で500株を持つには約100万円必要です。
私の中では簡単な数字ではありませんが、それでも目指したいと思える銘柄です。

配当利回りは約4.5%

ディップは現在の株価に対する配当利回りが 約4.5% と高めです。
私は長期でコツコツ株数を増やしていくタイプなので、
こうして配当金が安定して入ってくるのは本当にありがたいです。

受け取った瞬間に「確定した利益」になるし、
株数が増えれば、翌年・その次の年と、じわじわ“積み上がる力”が強くなっていきます。

株価の上下よりも、
私はこの 「積み上げの楽しさ」に支えられて投資を続けています。

優待と配当を合わせた総合利回りは、

・100株保有:利回り約5%
・500株保有:利回り約4.7%

悪くないどころか、かなり魅力的ですよね。

事業は人材 × DXの伸びしろ

ディップといえば「バイトル」「はたらこねっと」などの求人メディアが有名ですが、
最近は AI・RPAなどのDX領域 にも力を入れています。

求人市場の変化にぴったり合う企業

日本は少子高齢化が進み、働き方も複雑化しています。

・スキマ時間で働きたい人
・副業需要の増加
・人材のミスマッチ
・採用コストの高騰

こうした課題を、ディップは
→「求人 × AI × 働き方の多様化」
というアプローチで解決しようとしています。


出典: INTEGRATED REPORT 2025

また、テクノロジー(AIやDX)を使って、
これまで「求人情報を見て応募 → 面接 → 採用」の流れを、
より便利・柔軟に、かつミスマッチが少ないようにしよう、という方向に動いています。
これが「dip AI」や「スポットバイトル」といった新サービスにつながっています。

求人は今後も需要が続く分野ですし、
そこに加えて企業の業務効率化を支援するDX事業が育てば、
収益の柱が複数できてより安定していくのではないかと思っています。

出典:2026年2月期第2四半期 決算説明資料

Good Job制度とユーザーファーストの思想

ディップは求人サイト「バイトル」「スポットバイトル」などを通じて、アルバイトやスポットワークを探す人たちに「ただ仕事を紹介する」だけではなく、働き手の待遇改善や働きやすさにも配慮しています。

出典: INTEGRATED REPORT 2025

その象徴が、Good Job制度。
スポットバイトルでは、勤務後に企業から「Good」の評価を受けたワーカーに対し、
通常の時給に加えてボーナス(Good Job ボーナス)を支給する仕組みを採用。
これまで「単発だから仕方ない」で済まされがちだったスポットワークに、
正当な成果報酬を与える仕組みです。

この制度の意味は大きいと思います。
“とりあえず安い賃金で使われる短期労働者”ではなく、
「頑張りが報われる」「一人ひとりを丁寧に扱う」
そんな働き方・雇用の在り方を提示している企業。

求人サービスを使う人、働く人を「モノ扱い」しない。
それがディップの根底にある“ユーザーファースト”というポリシーです。

だからこそ、私はこの会社を応援したいと思う

たとえば、いまの日本では「働き方」や「雇用の不安定さ」を感じている人も
多いと思っています。
「正社員じゃないから」「経験がないから」と仕事選びに躊躇する人も少なくないはず。

そんな人たちに、“選べる働き方”と“報われる仕組み”を提供するディップの姿勢は、
単なる株主目線を超えて「社会を支える役割」を持っているように思えます。

私はずっと、“働く人が正しく報われる社会であってほしい”と願っています。
資本主義の世界では、どうしても株式を持つ側に利益が集まりやすく、
現場で働く人には十分な還元が届かないこともあります。

でも、本来は逆なんですよね。
社会を支えているのは、毎日現場で働く人たちで、その人たちの努力が正当に評価されてこそ健全な社会だと私は思います。

だから、ディップが進めているような
「働く人への評価」「頑張りが目に見える仕組み」「ユーザーファーストの姿勢」
を見ると、どこか安心するんです。
「こういう会社が増えたら、日本の働き方はもっと良くなるのに」と。

株主である前に、同じ時代を生きるひとりの社会人として、こういう企業を応援したい。
そんな想いがあるから、含み損でも前向きに積み増せている気がします。

配当や優待はもちろん大事だけど、それ以上に大切なのは“この会社の理念や姿勢”だと
感じています。

社員写真の“リアルな笑顔”が示しているもの


出典: INTEGRATED REPORT 2025

私はディップの統合レポートを読んでいて、印象に残った部分があります。
それは、チャプターごとに掲載されている社員の写真です。

どの方も表情が明るくて、仕事に誇りを持って働いているように見えるんですよね。
「この会社、きっと現場の空気がいいんだろうな」と素直に感じさせてくれる温度があります。

社員のリアルな表情を外に向けて公開できるというのは、
働く環境や企業文化に自信がないとできないことですし、
人を大切にしている会社の象徴でもあると思います。

だからこそ、ディップのレポートに並ぶ社員の笑顔を見ると、
この会社は「人」を中心に据えているんだと実感できて、
株主としても、ひとりの働く人間としても安心できるんです。

含み損でも前向きでいられる理由

私はどうして含み損でも淡々と買い増そうと思えるのか。
理由はとてもシンプルで、

「配当」と「株数」は裏切らないからです。

株価が上がるかどうかは私にはわかりませんが、
配当金は受け取った瞬間に“確定した利益”になりますし、
株数が増えればその後の受取額も自然と増えていきます。

数字の増え方が目に見えるので、
積み上げる楽しさが大きいんですよね。

数字がゆっくりでも、確実に増えていく。
その実感が、気持ちを安定させてくれます。

 次の目標は権利日までにコツコツ

今は株価が高くて買いづらい日もありますが、
全部を一気に買う必要はありません。
私も淡々と、自分のペースで積み上げています。

権利月の 2月・8月 を意識しながら無理のない金額で
少しずつ株数を増やすこのペースが自分には合っているようです。

こうしてゆっくり積み上げて、
気づけば500株。
そんな未来を楽しみに、これからも買い増していこうと思います。

まとめ

ディップの優待が届いたことで、
「よし、また貯株コツコツ頑張ろう」と背中を押された気がしました。

・160株 → まずは200株 → 最終目標500株
・配当利回り4.5%の魅力
・求人 × DX の将来性
・含み損でも積み上げが楽しめる投資先

そして何より、
働く人を大切にする姿勢 に惹かれています。

ディップは、ただ求人サイトを運営する会社ではありません。
「働く人が、自分に合った働き方を選べる社会」を作ろうとしている企業です。

私はその方向性を応援したい。
だからこそ、これからもコツコツと買い増していこうと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。