価値観・哲学・ライフスタイル

やっていることが楽しくないのは下手だから?

先週から視聴を始めたアニメ ハイキュー!ですが、
昨日ようやくシーズン4まで見終えました。

ハイキュー!とは一言で言えば『青春スポ根アニメ』
ひたすらアツいです。
ハラハラドキドキの展開に、私の心臓がうるさかったです笑。

早くシーズン5が見たいところです。

楽しくないのは下手だから?

作中で部活をすることを割り切り、
なんでも諦めている月島という1年生がいます。

合宿中の練習試合で相手高校の先輩に言われた一言で
月島が練習に力を入れ始めるシーンがあります。

その言葉が、
バレーボール楽しい?楽しくないのは下手だからじゃない?
みたいな言葉だったと記憶しています。

個人的にすごく心に刺さりました。

私も学生時代は運動系の部活動していましたが、
このアニメのようなアツさはなく、
もっと冷めていました。
中高6年間やっていましたが、
夢中にならなかったなぁと
郷愁に耽ってしまいました。

上手いからこそ人は継続できるのは
実体験として納得できました。

余談ですが、アニメには面白いストーリーだけでなく、
教訓になるような名言が数多くあります。
作家の方々はどんな人生を歩んでこられたのか
すごく気になりますね。

物事を継続するために

日本には古来からのことわざに次のような言葉があります。

『好きこそ物の上手なれ』

”誰でも好きでやっていることは一生懸命になるし、
それに関して勉強したり工夫したりするので、
自然に上達するものである。
物事を無理して嫌だと思いながらやっても、
成長はないということ。”

興味がないことを延々とやっていても苦痛です。

私は運動系はなかなか上手になりませんでした。
自分の中にレギュラー入りする人のような
熱量は芽生えてきませんし、
かといって中途半端に投げ出すのは、
癪だったので、最後まで続けましたが、
実りはとても少なかったように感じます。

高校時代ハマっていたFPS(ゲーム)のことであれば、
もっとこうしたい、ああしたら上手くなるんじゃないか
みたいなアイディアがどんどん溢れていました。

毎日やっていても飽きませんでした。
平日は学校から帰ってきて5時間、
休日は10時間以上やっておりました。

ゲームをやっていないと親から
「ゲームやらなくていいの?どうした?なんかあったん?」
と心配されるほどでした。
ゲームをやっていた方が活き活きしていたのだと推察できます。

株式投資においても、相場の運に左右されていますが、
大きく負けずに今現在資産が増えていて、
配当金もどんどん積み増されているからこそ、
今まで楽しく続けてこれているのかなと感じます。

上手くいかない、下手だと感じると
勿論おもしろくありません。

成功するかどうかは
やる人の素養によっても変わってきますが、
自分の時間を削り、寝食を忘れてでも、
それでも上手になりたいかどうかだと思うのです。

この視点は人生を充実させるために大事にしていきたいと思いました。

まとめ

日本において中途半端で投げ出すのはよくない
みたいな風潮が散見されると思います。

一度手を出したらずっと続けるのではなくて、
色々やってみてその中で自分にしっくりくるものを選び、
もっと上手になりたいと思えるものを育てていけると、
楽しく続けられるのではないかと思います。

苦しかったり、辞めたいと思えば辞めても良いと
私は思うのです。
辞めたからといって、それが無駄になることはありません。
知識や体力となり、自分に返ってきます。

また、辞めても
他に楽しく活躍できる場所が必ずあるはずです。
楽しいと思えるものが見つかるまで
どんどん挑戦していきたいですね。

ですが、やりたいことが見つからないという方も、
もちろんいると思うのです。

その場合私は幼い頃やりたかったことやります。
個人的に楽器(ピアノ、ギター、ヴァイオリン)が上手に弾いてみたいと、
深層心理に刷り込まれて育ってきました。
家が貧乏だと思っていた私はなかなかわがままを言うことができなくて、
ずっと我慢していました。

社会人になって自分でお金をある程度自由に使えるようになると、
楽器を購入して独学でやり始めました。

初めはできなくても、毎日触っているとだんだん弾けるようになってきます。
自分の進化の過程が面白くて、朝5時に起きたりして
なんとか時間を創出して趣味を楽しんでしました。

やりたいと思っていたことを実際やってみると
やはり面白いと思います。
個人的にはやらないまま悶々と生涯を終えるより良いと思います。
やらない後悔より、やった後悔の方が清々しい気持ちで向き合えます。

やりたいことが見つからなければ、
自分の過去を振り返ってみて、幼い頃やりたかったことを
見つめ直してみるのも一案と思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。