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株価軟調なムゲンエステート。それでも私が「売らない」と決めた、たった1つの理由【取得単価利回り 21%】

最近、持ち株のムゲンエステート【3299】の元気がありません。
以前は破竹の勢いで上がっていたのに、ここ最近は軟調な展開が続いています。

ホルダーの皆さんの中には、「そろそろ天井かな?」「利益確定して逃げた方がいいのかな?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

正直に言うと、私も少し迷いました。 でも、改めて自分のポートフォリオと向き合い、電卓を叩いてみた結果、「ああ、これは売ってはダメだな」と確信しました。

今日は、企業分析といった難しい話ではなく、「なぜ私がムゲンエステートをガチホールドするのか」という、個人的な投資判断(メンタル管理)について書きたいと思います。

トリプルバガーの誘惑

まず、私の現在の保有状況を整理します。

ありがたいことに、株価は買値の約3倍(トリプルバガー)になっています。
今は株価が下落し、3倍ないですが…。
含み益もしっかり乗っているので、今売れば14万円以上の利益が確定できます。

「この資金で、他の高配当株を買うのもアリかな?」
「一度現金化して、ポートフォリオを組み替えようかな?」

株価が下がってくると、どうしてもそんな「浮気心」が顔を出します。
資金が潤沢にあるわけではない私にとって、目の前の10万円は非常に魅力的だからです。

冷静に「乗り換え」をシミュレーションしてみた

そこで、感情ではなく数字で判断するために、簡単なシミュレーションをしてみました。「もし今、ムゲンエステートを売って、他の一般的な高配当株(利回り4%)に乗り換えたらどうなるか?」

現在のムゲンエステートの配当予想は1株112円です。
【保有継続】の場合
受取配当金:年間 11,200円(何もしなくても、毎年これが入ってくる)

【売却&乗り換え】の場合
売却益(約17万円)で利回り4%の株を購入
受取配当金:17万円 × 4% = 年間 6,800円

電卓を見て、ハッとしました。 「あれ? 資産の評価額は変わらないのに、もらえるお小遣い(キャッシュフロー)が半減してしまう…」
目先の利益確定に目がくらんで、「金の卵を産むニワトリ」を殺してしまうところでした。

YOC(取得単価利回り)21%という「最強の盾」

私がムゲンエステートを手放せない最大の理由。
それは、今の株価に対する利回りではなく、「自分の買値に対する利回り(YOC:Yield On Cost)」が異常に高いからです。

112円(配当)÷515円(取得単価)} = 21.7%

私の投資元本に対して、この株は毎年21.7%ものリターンを運んできてくれます。

銀行預金の金利が0.02%とかの時代に、21%です。
5年で元本が回収できてしまいます。

もし今日、株価が暴落しても、会社が減配しない限り、私のこの「利回り21%」は変わりません。
そう考えると、日々の株価のアップダウンなんて、誤差のように思えてきます。
会社の中期経営計画では、2027年に配当161円を目指すと書かれています。

もしこれが実現すれば、私のYOCは31%を超えます。ここまでくると、
もはや「永久債券」のような感覚です。

まとめ

もちろん、これから投資する方にとっては「今の利回り(約5.8%)」が判断基準になりますし、それでも十分に高配当です。

ただ、長く持っているホルダーにとっては、「安く買って長く持つこと」こそが、
最強のリスクヘッジになると改めて実感しました。

株価が下がって不安になる時こそ、私はこの「YOC 21%」という数字を思い出して、
枕を高くして寝ようと思います。

皆さんのポートフォリオにも、そんな「お守り」のような銘柄はありますか?

最後までお読みいただきありがとうございます。